番外編
今回は番外編。
なぜ今に至るか掘り下げていく。
初めに書いた通り、私は元々営業である。
一家の世帯主。大黒柱。
妻には育休を取ってもらい私は自由に働かしてもらっていた。
育休後、妻は退職し、いわゆる専業主婦になってもらい、私が働く、妻は家を守るという構図。
今思えばお互い協力しているというよりは我がを貫かせてもらってたように思う。
妻は元々バリバリ働く系。
私も多少の資格は持ってはいるが妻はより勤勉かつ社交的。
働く意欲が強かった妻は上の子が幼稚園に行く頃からパートに行くようになる。
生活のためというよりは働きたいというのが強かったのである。
余裕はあったものの営業という職種柄時間は無限に取られる。
出張オブ出張。
年間新幹線に150回は乗っていたと思う。
泊まりはザラの勤務時間もへったくれもない。
帰宅は通常で23時ごろが当たり前、
休みの日も休まることはなく、常にスマホが鳴るような幻聴になったこともある。
ただ決して嫌ではなく好きでやっていた。
給与体系はボーナスなんてない基本給+歩合制。
世間的には稼いでいた部類に入る。
10年を経て
入社10年が経った先述の頃、『休日に時間が取れない』『子どもとの触れ合いの短さ』『ずっとこれが続くのか』
ふと10年という2桁の年数に葛藤が顔を出した。
役職は上がっても営業は営業。
ずっと稼げるとも限らない。
体力は減ってきた実感がある。
腎臓は当然酒でやられている。
ずっとこれが続くと考えた時に転職を考え始めた。
転職サイトを見てもやはりある程度の年収をもらえるのは同業種ばかり。
そこで会社の違う部署、いわゆる事務方へと異動することとなった。
年収は約半分になった。
ただ、時間や心のゆとりは間違いなく生まれた。
今にしても正解だったと思う。
当時はお金遣いも荒かったが今は大分マシになった。
ただ、元来お金遣いが荒く、必要なものには使ってしまう性分の中、
徐々に信頼は得てきているが家計のお金の管理は妻が数年前より行っている。
上の子が小学生になった1年ほど前から妻は正社員として働きだした。
今となっては妻は私より年収が高い。
それも圧倒的にである。
『一家の大黒柱』
それは今となっては妻だろう。
いや昔から妻だったのだ。
『男たるもの、、、』
それも古い考えだろう。
そんなちっぽけなくだらないプライドと家計への貢献度。そして秘密のヘソクリを稼ぐという下心を持ちつつウバカスに至る病に犯されている。
